ラノベ「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか？」感想　レビュー

人間が平穏な日々を取り戻すために他種族（悪魔族、番神族、幻獣族、聖霊族）と戦うSFバトルファンタジー。

基本情報

作品タイトル	なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか？
著者	細音啓
イラスト	neco
ジャンル	SFバトルファンタジー
レーベル	MF文庫J

ストーリー

5種族対戦に人間が勝利した世界で平穏ではあるも、封印した他種が現れたときを考え、日々鍛錬に励む主人公の少年・カイ・サクラ＝ヴェントはある日を境に人間が5種族に敗北した世界にやって来てしまった。

その世界ではカイの仲間ですら彼のことを知らない。そんな折、謎の少女・リンネと出遭う。

仲間と共に他種族（悪魔族、番神族、幻獣族、聖霊族）と戦い、人間の世界を取り戻す物語である。

読みやすさ　★★☆☆☆

初見では冒頭でなんのことを言ってるのかわからない。

通しで読んでみて初めてわかる構成となっている。

小説ではよくあるが、それゆえに、普段から読まない人からすると読みづらさを感じることでしょう。

また、バトル描写が荒く、そこを重視する読者は違和感で感じると思います。

おもしろさ　★★★★☆

ストーリーが売りの作品と言えます。

無敵と言えるほど強くはないが、なぜか強いという程に無根拠な強さという程でもない。

日々の鍛錬と能力をうまく使ったがゆえの強さを感じる。

個人的にはアニメ化してもおかしくない作品でしょう。

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