ラノベ「夏へのトンネル、さよならの出口」感想　レビュー

欲しいものがなんでも手に入る代わりに、年を取るトンネルがある。

その名も、ウラシマトンネル。

この物語は欲しいものを追い求めた2人の少年少女の物語である。

基本情報

作品タイトル	夏へのトンネル、さよならの出口
著者	八目　迷
イラスト	くっか
ジャンル	SF、ラブコメ
レーベル	ガガガ文庫

ストーリー

とある田舎。欲しいものがなんでも手に入る代わりに年を取るトンネルがある。

そのことを知った主人公の少年は亡くなった妹を取り戻すべく、トンネルについて調査する。

その姿を目撃したクラスメイトの少女は特別になりたい思いで主人公と行動を共にする。

読みやすさ　★★★☆☆

とある田舎。

ウラシマトンネルの存在。

転校生として早々に登場するヒロイン。

徐々に主人公やヒロインが置かれている状況が紐解かれていくため、読み進めていくごとに物語に引き寄せられる構成となっております。

小学館ライトノベル大賞受賞作品ということから、Web小説のような序盤からの盛り上がりはありません。

そのため、１冊まるごと読み切る読書力がないと楽しめないですね。

面白さ　★★★★★

ライトノベルにありがちな、とりあえずシリーズもので、というわけではなく、１巻完結型です。

そのため、いつになったら完結するのだろうといったもどかしさはありません。

純文学に近いため、ザ・ライトノベルな作品を読みたい人には向かないでしょう。

ただ、小説としての完成度は高く、本来あるべき１冊で物語が完結するという小説らしさを感じられます。

電子書籍で読むならebookjapan

２０００年に創業している老舗です。

漫画やラノベだけでなく、実用書・ビジネス書、雑誌・グラビアなど幅広く、かつ豊富な品揃えを誇ります。

定期的にセールをやっているため、タイミングをみて、まとめ買いするとお得です。

よく、アニメ化を機にセールをしてるのを見かけます。

また、amazonや楽天でも電子書籍が読めます。

愛用しているサイトがあれば、そちらで購入する方がいいでしょう。

紙で読むならamazonや楽天

書店で探すのもいいかもしれませんが、amazonや楽天なら探す手間が省けます。

また、古い作品だと、そもそも置いていないこともあります。

ブックオフオンラインも視野に入れるものいいかもしれません。